e-Taxに挑戦

こんばんは。


個人番号カードは取得されましたか?

個人番号カードとは、マイナンバーカードとも呼ばれ、

平成28年1月1日から導入されたマイナンバー制度に伴い配布されるカードです。

マイナンバーカードは、プラスチック製のICチップ付きカードで券面に氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバー(個人番号)と本人の顔写真等が表示されます。

本人確認のための身分証明書として利用できるほか、自治体サービス、e-Tax等の電子証明書を利用した電子申請等、様々なサービスにもご利用いただけます。

今後、マイナンバーを活用する際に、非常に役に立つカードです。

先日、私は市役所でこのカードの交付を受けました。

新たに導入されたばかりの制度なので、市役所の人たちも若干バタバタしてました(笑)。

このカードはマイナンバーの提示と本人確認を同時に行えるものなので、交付もしっかりと個人を確認しなければならず、本人が取りに行く必要があります。

少し面倒でしたが、ほんの10分程度で交付してもらえました。


さて、このカードには電子証明の機能がついています。

電子証明とは、インターネット上で本人証明ができるということです。

そのため、ネット上で様々な申請手続きができるようになります。

そのひとつとして、e-Taxへの活用があります。

e-Taxとは、インターネット上で国税の諸手続を行うことです。

分かりやすいところでは、確定申告をネット上だけで行えます。

従来でも、確定申告はネット上で行えました。

しかし、そのためには住民基本台帳カードとそれを読みとるICカードリーダーが必要でした。

マイナンバーカードはこの住民基本台帳カードの代わりをしてくれます。

父がこれまで住民基本台帳カードを使って確定申告をしていたので、

我が家にはICカードリーダーがあります。

今回、私もマイナンバーカードを入手して、e-Taxを活用することができるようになったので、挑戦してみようと思いました。


e-Taxに挑戦してみた感想ですが、準備が少し面倒で、システムへの制約が多いと思いました。

しかし、一度準備ができてしまえば、わざわざ税務署に行かなくて済むので、その点は便利です。

しかも、スムーズにできれば、本当に短時間で確定申告ができます。


準備で大変なのは、各種アプリを揃えることでしょうか。

まず、ICカードリーダーのドライバソフトやアプリケーションソフトをメーカーのサイトからダウンロードしてインストールします。

次に、電子申告等開始届出書を所轄の税務署に提出し、利用者識別番号を取得します。

これがイマイチ分かりにくかったのですが、とりあえずネット上でできます。

e-Taxの開始届出ページ

さらに、公的個人認証サービスの利用クライアントソフトというのも必要になります。

利用者クライアントソフトはこちらからダウンロードできます。

ここまでで、e-Taxの下準備は大体オッケーです。

ここから先は、従来と同じように確定申告書作成コーナーで、指示に従って確定申告のデータを入力、送信します。

ただし、ここで注意しないといけないのが使用するブラウザです。

利用環境として推奨されているブラウザはインターネット・エクスプローラのみです。

しかも、64bitはダメ、起動時は「管理者として起動」していないと不具合が起きます。

私ははじめ、Chromeを使っていたのですが、表示されない部分があったりして進められなくなりました。

またIEでやり直してみて、いよいよ送信というところで、情報が読み取れないというエラーが出て詰まってしまいました。

結局、IEを「管理者として起動」して送信したらすんなりと送信できました。

いろいろと詰まりながらもなんとか確定申告を終えることができました。


今回、このe-Taxに挑戦したことで、またひとつ学び、成長することができました。

今後、個人事業として開業したら青色申告もしていく必要があるでしょう。

多分、税理士さんに頼れるだけのカネはないと思います。

そんな時に、今回の経験が必ず役に立つと信じています。


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